産業看護師への転職事例No.1「看護師1年目で転職に成功したUさん」

Uさんが転職を決意した理由

看護師1年目で産業看護師に転職したUさんが以前に勤務していたのは、救急指定の医療機関でした。担当していたのは内科急性期病棟であり日勤、夜勤のハードな勤務をこなしていました。しかしながら体調不良で不眠が続いたことや、重病の患者さんが多く心理的な負担になったことなどもあり、負担の軽い日勤の勤務へ転職を考えるようになりました。

 

働きやすさを重視して職場探しをスタート

転職活動をする上で、日勤のみの勤務が可能な職場に絞りクリニックや日勤のみの病棟勤務の医療機関を探していましたが、自分の看護師としての経歴が短いということで転職活動に不安もあり、看護師専門の転職サイトに登録して転職活動を行いました。転職サイトでは、Uさんの希望条件などについて詳細に打ち合わせをすることができたほか、保育園や企業といった医療機関以外で日勤の勤務をする転職先の情報も得ることができ、企業の医務室の求人を紹介されて条件に合った転職先へ就職することができました。

 

産業看護師としての現在【Uさんのコメント】

 

就職先の企業では社員を対象にした医務室に勤務していて、怪我や急病への対応や社員の健康管理をしています。看護師経験が少ない私でも以前の病棟勤務における経験を活かすことができ、基本的な看護師としての知識をもって社員の健康診断や診断結果へのアドバイスに対応しています。今後は産業看護師として社員のメンタルケアなどにも対応することができるよう、産業カウンセラーの資格取得を目指しています。企業で勤務する産業看護師は医療機関と違って土曜日や日曜日に休むことができ、残業や夜勤もほとんどありません。福利厚生面が充実しているといったように、メリットも多くあります。

 

給与面については以前の職場にあった夜勤手当がないため、金額では同じくらいですが、賞与面などは社員と同じ待遇となっているため年収で見ると良くなっています。また、体力的に楽であり、医療関係者以外の社員とふれあうことで見識が広まることも、充実した毎日につながっています。