産業看護師の求人で高収入と呼べるボーダーラインは?
産業看護師の平均的な給料
産業看護師は一般的な看護師に比べて給料が高いと言われているのですが、すべての産業看護師が高い給料をもらっているというわけではありませんし、会社によって給料は大きく変わってくるのが現状です。よって高収入の産業看護師であるのかを見極めるためには、まず産業看護師の平均的な給料を知っておく必要があります。
一般的な看護師の平均給料は、大体年収にして400万円から500万円ぐらいと言われているのですが、産業看護師の場合には、500万円から600万円ぐらいが平均的な年収と言えるでしょう。しかし、新入社員でいきなり平均的な年収を稼げるというわけではないので、当然初任給は平均的な給料よりも低くなっているのが一般的です。
そこで重要視するのは、求人票に載っている昇給の目安なのですが、昇給の目安を見て、何年後に平均的な給料がもらえるようになるのかを計算してみる必要があります。もちろん毎年決まった金額分しっかりと昇給するという保証はありませんが、大体10年を目安に産業看護師の平均給料に到達すれば、高収入が期待できると考えて問題ないでしょう。
平均給料を上回っていれば高収入と見るべき
産業看護師は高収入が期待できる職業ですが、人によってどのぐらいが高収入になるのか変わってくると思います。一般的な看護師に比べて少しでも給料が高ければ高収入だと考えている人もいますし、産業看護師の中でも年収が何百万以上ないと高収入ではないと考えている人もいるでしょう。一般的に産業看護師の平均的な給料を上回っていれば高収入だと考えるのがよいでしょう。
しかし、先ほども紹介したように、転職をしていきなり1年目から産業看護師の給料が平均を超えているということは滅多にありませんので、やはり10年をめどに昇給金額を計算してみて、平均給料に到達するか、上回るようであれば高収入と判断するべきでしょう。ただし、民間企業で高収入を得られる場合には、仕事がとてもきつくなっているということを踏まえた上で就職するようにしないといけません。