産業看護師の求人 - 『全日空(ANA)』の企業情報

全日本空輸株式会社(ANA)は2012年4月に発足した、ANAホールディングスのグループ企業です。従業員数は13,000人を超えていて、事業所は国内外にあります。

 

ANAで産業看護師として働く場合には、医務室や健康管理室で勤務することが多く、社員の健康管理や健康維持のサポートが主な業務となります。というのも、ANAの提供するサービスの特徴上、一般的な企業には無い特殊な環境で働く社員が多いためです。その代表がキャビンアテンダントで、特殊な環境で働くことによる身体的・精神的な負担も多くあり、2006年からは、メンタルヘルスをサポートする取り組みも行っています。そのためANAの産業看護師の募集では、カウンセラーの資格やカウンセリングの実務経験、メンタルヘルスケア関連の知識などを求められる可能性があります。知識の習得や資格取得は需要が高まってきているため、求人が出ていなくても取得しておくと良いでしょう。

 

ANAでは各事業所に安全衛生委員会が設置されており、生活習慣病に関するセミナーや健康講座、ウォークラリーなど様々な取り組みを行っています。このような取り組みの中で、産業看護師の協力を依頼されることがあるかも知れません。求人や募集要項の業務内容としては明記されないことも予測されますが、企業内の健康管理に関する課題や現状などを社員へ伝えることができるのは、医務室や健康管理室に勤務する産業看護師だからこそのものです。

 

これらの他にもANAには、オフィスやキャビンアテンダントとも異なる環境で働く社員もいます。様々な環境があれば、そこで働く社員には異なる身体的・精神的な負担があり、抱える悩みも多種多様です。悩みや問題の解決のためには、医務室や健康管理室から出て社内を見まわし、職場環境の現状を把握する必要があるケースもあります。そのためANAの産業看護師には看護師としての能力の他に保健師の能力を求められたり、求人の際に保健師資格も持つ人を募集する場合があったりすることも考えられます。