産業看護師の求人 - 『本田技研工業』の企業情報

本田技研工業株式会社(HONDA)は1948年に設立され、東京都港区に本社を構える企業です。日本を代表する自動車メーカーであり、世界各地に事業所や工場を持っています。自動車メーカーとして広く知られていますが、自動車の他にバイクや農業用機器などの製造をしていたり、モータースポーツチームを持っていたりと様々な事業を展開しています。

 

本田技研工業には健康管理部門があり、各事業所に医務室や健康管理室が設けられているので、産業看護師の勤務先も全国各地にあります。求人については各事業所で募集が行われる場合の他に、本社で一括して募集を行うケースも考えられます。そのため求人が出された際には、勤務地をきちんと確認すると良いでしょう。

 

HONDAで勤務する際には、メンタルヘルスに関する知識やスキルを求められます。というのも、HONDAでは2008年からメンタルヘルス対策に力を入れていて、各事業所の医務室や健康管理室で勤務する産業看護師に、産業カウンセラーの資格取得を促しているからです。24時間体制で稼働していたり、世界を相手にビジネスを行っていたりするため、ストレスで体調不良を訴えたり長期休業する社員が出たりと、様々な問題もあります。

 

このような状況改善のためメンタルヘルスケアに注目し、産業看護師が心のケアスタッフとして機能するような取り組みを進めています。そのため今後のHONDAの求人では、産業カウンセラーの資格や、他の企業などでカウンセラーとしての実務経験を持つことなどを、募集の際の条件として提示する可能性があります。

 

さらにHONDAで働く産業看護師は、医務室や健康管理室内でいわゆる「企業で働く看護師」としての業務を行うことはもちろん、社員に対する健康管理や健康維持などについての普及啓発、ワークライフバランスの見直し、休業者の復職支援などの業務も行います。他の企業と比べて担う業務や責任は大きく、求められるスキルも多岐にわたりますが、その分、やりがいを感じられる職場でもあります。